2022年10月29日土曜日

世界食料月間

 1016日は「世界食料日」で、世界の食料問題を考える日として1981年に国連によって定められ、10月は「世界食料月間」だそうです。日本国際飢餓対策機構等が、インターネット上で、様々な関連情報を載せていました。

 興味深い記事がありましたので、いくつか、紹介します。

 

*飢餓とは「食料の不足によって栄養失調が続き、体調の維持が困難になっている状態」だそうですが、今、世界の人口約80億人のうち、約8億人が飢餓状態にあるそうです。世界中の10人に一人が飢餓に苦しんでいることになります。

*世界で作られている食べ物の量は、全世界の人が生きていくのに必要な量の2倍近くもあるそうです。異常気象や戦争・紛争が地域的な食料不足の要因にはなりますが、世界的に見て食料そのものは、すべての人がひもじい思いをしなくても生活できるだけの量が生産されているのです。でも、10%の人々が飢餓に苦しんでいる最大の原因は、人々が「自分さえよければ」と思って生きていることに因ります。今の日本では人々が一人1個のおにぎりを毎日捨てていることになっているというデータもありました。

*世界・一人当たりの食料不足深刻度ランキングによると、9位が北朝鮮、19位シエラレオネ、65位中国、93位日本、143位韓国、168位(最下位)イタリアとなっています。

日本では満足に食事が摂れない貧困児童の存在が大きな問題になっていますが、貧富の格差拡大が進む中で、私達一人一人が本気で考えていく必要を痛感します。

*世界の人の死因の第1位は飢餓だそうで、1分間に17人の人が飢餓のために亡くなっているそうです。

*世界の国々(地域)の平均寿命ランキング(2015年・OECD発表)によると、1位香港83.5歳、 2位日本83.1歳、17位韓国81.3歳 68位中国75.2歳、そして198位(最下位)がシエラレオネで45.3歳です。

2021年のWHOの発表では、シエラレオネの平均寿命は61歳と示されていました。上記のデータ全体が少し古いかも知れませんが、この混迷する世界の中で、シエラレオネの子ども達と私どもがともに歩んでいく上でとても参考になりました。

 

シスター白幡は苦労しながらも現地に無事に着き、今は元気に活躍しておられます。12月初めに発行する会報38号を楽しみにお待ちください。         (菅野勝治郎)