2016年11月17日木曜日

11月の便り


   先のブログで「11月は、給食支援費用だけでなく、シスター吉田から要請のあった幼稚園支援費も送金したい。」と書きましたが、お蔭様で11月10日、予算額通りに送金することができました。本当に感謝です。
 今、会報14号の編集に取り掛かっていますが、最近の動きを2~3報告いたします。
 
▼  去る、10月29日(土)に、故・シスター根岸のお墓参りに行きました。シスターは、3年前の11月1日に天に召されました。カトリック府中墓苑にある、宣教クララ修道会のお墓に、シスター白幡初め7名の者が集いました。墓誌に刻まれた十数名のシスター方のお名前の中で、逝去日が直近の方はシスター根岸でした。
  シスター白幡から、墓誌に刻まれたシスター方の生涯の簡単な紹介を伺いながら、これらの神の家族に囲まれて、シスター根岸は主のみそばで安らかに過ごしておられるのだろうと思わされました。
 最期の病床でシスター根岸は次のように言われました。
「シエラレオネの子どもたちは、まだまだ貧しいのです。学校に来られない子どもも沢山います。そのような子を一人でも多く受け入れたいのです。無理でなくていいですから、これからもずっとシエラレオネを支え続けてくださいね。」
 苦痛に耐えながら語るシスターの笑顔が忘れられません。
来年もまた、シスターの墓前に良い報告ができるようにとの思いを新たにしております。
 
 
 
シスター根岸の墓参会にて
 
 
▼  会報の13号で、今年の活動方針の一つとして「物品支援」の充実をお願いしました。お蔭様で、沢山の品々が集まりつつあります。今までお届けいただいた物で、「このような物は送れない」という物は何もありませんでした。
  毎年、地域の人々に呼びかけて沢山の品物を集めて送ってくださる方から聞いたことですが、協力を呼びかける時に「ご自分がもらって嬉しいと思う物ならどんな物でも大丈夫です」とお願いしておられるそうです。お送りいただいた支援物資の品々を見ると、皆さま方の温かいお心が伝わってきます。本当にありがとうございます。
  学校や教会をあげてご協力くださる所もあり、大きな力をいただいています。11月末には、今年度の第1回目を発送する予定ですが、それ以後も継続します。
  発送しても現地に着くまで半年はかかるのが普通ですから、焦らずに取り組んで参ります。
 
 
 
 
シエラレオネに送る傘を1本1本点検し、丁寧に梱包。
麻布教会ポルボロンの会の皆様
 
 
▼  11月13日に“ともに歩む会”のウェブサイト(ホームページ)のページビュー数が40,000を超えました。1回のアクセスで複数のブログを読まれると、その数だけページビュー数にカウントされますので、ページビュー数は、アクセス数よりも多い数になるそうです。それにしても、このウェブサイトが開設されたのは、2013年12月20日ですから、丸3年を前にこれだけ多くの方々に見ていただけたことを感謝しています。
  データによると、エボラウイルス感染症以来、海外からのアクセスの割合が3割を超えています。また、ブログも、新しい物だけでなく、古い記事も読まれているので驚かされます。
 このウェブサイトで、私どもが「ブログ」以上に見て欲しいのは、年4回発行(掲載)の“ともに歩む会 会報”です。
  今まで、“会報“のメニューバーが一番右端の目立たない場所でしたので、“ブログ”の右隣に移動しました。3年間のすべての会報を開くことができますので、是非、ご覧になってください。


 心配なニュース、心痛むニュースが続いています。
 北の方からどんどん寒さも押し寄せてくるようです。
 皆様のご健康が守られ、祝福が豊かにありますようにお祈りいたします。              (菅野勝治郎)