2014年9月29日月曜日

会報第5号を掲載しました

* 本日、会報のページを更新し、会報5号を掲載しました。5号には初年度の活動報告などを掲載しました。どうぞご覧ください。


* また本ウェブサイトに海外からもたくさんのアクセスがありますので、新年度が始まったのを機に、ウェブサイトにEnglish Page English blog のページを開設しました。
English Page には、本ウェブサイトの「ともに歩む会とは」と「Q&A」のページの英訳文を掲載しました。また、English blog には、海外からのお便りなどを随時掲載していきたいと考えています。
 会報5号の記事の中から、シスター・エリサ・パディシャ地区長の報告とRC男子小学校校長・エンマヌエル神父の礼状の二つの英文原稿を English Blogのページに掲載しました。
 英文の方が読みやすい方は、是非そちらのページをご覧下さい。なお、このEnglish blogの記事は、こちらの日本語ブログにも同時掲載されます。

* 本部総会が開催されました。
ともに歩む会は、9月1日から2015年度に入りました。9月20日(土)の午後1時半から2015年度の本部総会が開催され、2014年度の活動報告、決算報告、2015年度の活動計画・予算案、会則の一部変更などが承認されました。総会と言いましても出席者数は11名(遠隔地在住の諮問委員等の意見具申を含む委任状出席13名)の会議ですが、お互いに率直な意見を出し合い、2年目に向けて、思いを新たにいたしました。


* エボラ出血熱対策支援金を募ります。
 シスター吉田からの度々の報告にありますように、シエラレオネは今、エボラ出血熱の感染が広がり、非常事態となっています。OLG学園のあるルンサ地区にも感染者が出始めて、ルンサの町は外出禁止区域に指定されたそうです。同じ宣教クララ会の修道院があるカイラホン地区はエボラ出血熱の感染がシエラレオネで最初に広がった地区です。今、現地は交通の規制などもあり、食糧事情が危機的な状態にあります。
 ルンサにありますOLG学園への、ともに歩む会の支援から、シスターエリサ地区長が自ら四輪駆動車を運転して食料等をカイラホン地区へ運び、当地の人々の大きな助けになっています。エボラ出血熱に対して、私どもには直接医療支援はできません。しかし、食糧支援こそが、今、現地の人々をエボラ出血熱感染から身を守る大きな助けになると考えています。この前の記事のSr.ジョセフィン カマラさんの報告も是非ご覧下さい。
ご支援を宜しくお願いいたします。
                       (代表 菅野勝治郎)

追伸
9月28日に、シスター吉田から入ったメールを紹介します。エボラ対策に役立つ物資を送りたいという申し出に対しての返信です。

 こちらで今一番必要なのは食料費です。昨日も隣の町のポートロコからSOSが来ました。23名の子どもが収容されている孤児院の寮母さんが感染し、寮母さんはセンターに収容され、残された子どもたちは閉鎖措置で、誰も食料を調達する人がいませんでした。たまたま訪れたそこの教会の神父様が子供たちがもう数日間何も食べ物がないのを発見し、わたしたちに支援要請のSOSを送って来たのです。とりあえずお米50㎏2袋と油やら調味料、砂糖などを届けましたが、これからも問題解決まで長期的な支援が必要です。国は閉鎖措置を発令しますが、必要な面倒を見ません。Kailahunの村の例でもそうですが。それに国の援助は決して地元には届きませんし、団体、それがNGOが受け取ったものであっても、なかなか援助が実際に必要な人々の手に届くのは難しいのが現状です。この様なわけで、私たちも誰かに頼めれば簡単ですが、私たち自身で配るわけです。品物を調達する費用と送料もかかることですし、まだ物資はありますので、できれば献金として支援をお願いいたします。
(ちなみに、お米50㎏一袋、今のところ140,000レオン=30ドルです。)