2024年9月16日月曜日

2025年度総会を開催しました

  914日に2025年度本部総会が開催されました。当日の出席者は7名と少ない人数でしたが、委任状による出席者からは事前に行った諮問事項へのアンケートで詳しい回答をいただいていましたので、不安なく審議を進めることができました。総会の主要な内容は、2024年度決算報告と2025年度予算の承認ですが、その詳細は928日発行の会報45号にて報告いたします。

 

今回の総会に先立ちまして、現地からの年度・財務報告等について、何度もメールでのやりとりを重ねました。現地の会計主任であるシスターエスメラルダは闘病のために母国メキシコに滞在中ですので、シスタージョセフィン地区長を介してのリモートワークで進められました。そして、こちらから送っている支援金の使途などについて、今まで以上に詳細に把握することができて、現地の誠実な対応に感謝しています。

 

この間に、とても心配であったのは、819日に送金した10,204㌦が現地に届いたという知らせがなかなか届かなかったことです。こちらの送金銀行で調べてもらったりした結果、97日になって漸く地区長のサイン入りの領収証を入手することができました。その過程で分かったことは、日本の銀行から直接現地の銀行に送金される訳ではなく、アメリカの2つの銀行を経由してシエラレオネの銀行に届けられること、現地銀行の都合で、送金額が直ぐには現金化できないこともあることです。私どものシエラレオエネ支援も、世界の平和があって初めて成り立つ事を改めて思い知らされました。

 

この総会の朝、しばらくぶりでシスター白幡からメールが届きました。その週の初めに、会報45号のゲラの内容をチェックしていただくために送信したメールへの返信でした。以前から、コンピュータの調子が悪いことを嘆いておられましたので、無事に届くかどうか、届いても長文の会報を読んでくださることができるかどうか心配でした。でも、シスターから、「会報の内容に間違いはありません、ありがとう」との返事をいただき、会報に記載されていた訃報に心を痛めて祈ってくださっていることが書かれていました。

そのようなこともあり、とても祝福された総会となりました。

                           (菅野勝治郎)