2019年8月16日金曜日

2020年度に備えて

           2020年度「本部総会」開催のお知らせ

 2020年度(19年9月~20年8月)の本部総会を 9月14日(土)13:30~15:00
の予定で、本部にて開催します。
 これは、25名の本部委員を議員として開催されるものですが、すべての支援者に開かれた総会です。支援者の皆様の積極的な参加(陪席)をお待ちしています。
 主な議題は、2019年度の活動報告・決算報告の承認、2020年度の活動計画・予算案の承認などです。 
 参加を希望される方は、9月7日までにお知らせください。
                             ともに歩む会 代表 菅野勝治郎


       ルンサ・玉川白百合幼稚園の全職員に囲まれたシスター白幡


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 本部では、次年度予算案を作成するにあたり、現地のSr.アドリアナ地区長にいくつかの質問をしました。そのQ&Aは、下記の通りです。

 

Q.1 物価が上がっていると思いますが、給食支援は従来通り毎月7000㌦で賄えますか?

A.  この懸念に感謝します。昨今のシエラレオネの経済は本当に嘆かわしい状況です。インフレーションは誰にとっても物事を難しくしています。私たちはこれが世界的な問題であることを理解していますので、私たちはあなたにストレスをかけたくないのです。

今年も、“ともに歩む会”の皆様の努力によって、そしてもちろん、絶対に見捨てられない神様のお力添えによって、子ども達に給食を提供することができました。

したがって、私たちはあなたにこれ以上の負担をかけたくありません。これまで同様、節約を心がければ、毎月7000ドルの昼食支援で十分やりくりできます。送金額を増やしていただくのでなく、より良い価格の食材等を探し、一層の節約を心がけて、子ども達に昼食を提供し続けます。

 

Q.2 幼稚園の経営が苦しい(人件費)と聞いていますが、幼稚園の多目的支援を増額する必要がありますか?

A. はい!本当に難しいです。私はそれについて幼稚園長のシスターエスメラルダと話しました。保護者が少しでもお金(学費)を払うということで、徐々に人々が子どもの教育に責任を持ち、幼稚園に行くことの重要性を意識しはじめていますので、この方針で幼稚園の運営を継続することができるかどうかを試してみる時であると思っています。ですから、幼稚園の費用(人件費)を賄うために昨年送られた支援金と同額でよいと考えます。増やしていただかなくて結構です。

 

Q.3 多目的支援をOLG校とMI校に分けて送る方法でいいですか?分けない方がいいですか?

A. はい。過去数年間やってきたように続けてください。2校に分けて送金してください。

 

Q.4 支援物資は、コンテナを断念し、船便で郵送しようと思います。食料、学用品、スポーツ用品、衣類等の順番で、数箱ずつ送ることにしたいと思いますが、そちらでの受け入れに問題はありませんか?大変ありがたいことに、輸送費のためにと指定の献金もいただいています。(注:この件については会報で詳しく説明いたします。)

A. 私たちは沢山の物資を必要としています。しかし、新政府の政策のために、郵便局から支援物資を受け取るのに非常に費用がかかることを知ってください。私たちに一番必要なのは学用品です。他の物については、何とも言えない場合があります。なぜなら、時々箱の中身の価値以上のものを払わなければならないこともあるのです。“ともに歩む会”の輸送計画が決まりましたら、政府から従うべき手続きについて問い合わせるつもりです。

 

Q.5 RC男子校への支援、マイル91クリニック支援、その他についてもご意見をお聞かせください。

A. 前にメールで説明したように、RC男子校に関しては、私たち全てが学校で同じ課題に直面しています。RC男子校を運営する校長は、あなたが彼らに与えてくれたサポートに感謝していると確信しています。彼らを助け続ける術があなたの手にあるなら、疑ってはいけません、神があなたに報いてくださいます。

マイル91のクリニックでは、5月に泥棒の「訪問」があったため、シスターの安全のためにクリニックを閉鎖する必要がありました。なるべく早く再開する予定ですが、まだ再開することはできないでいます。したがって、引き続きサポートしていただければ幸いです。