2018年10月1日月曜日

本部からのお知らせ 会報21号別刷り

会報21号を掲載しました。上のメニューバーの「会報」を開いて、「会報21号」をダウンロードしてご覧になってください。下の文は、会報の別刷りとしてお届けしたものです。
 
 
本部からのお知らせ

 

西日本の豪雨被害に続く次々の台風の被害、大阪北部の大地震に続く北海道の大地震など、記録的な猛暑に覆われたこの夏は、本当に心の痛む災害のニュースが続きました。

それぞれの地域にお住いの支援者の方々に安否を問い、お見舞いのお便りを差し上げたいと思いつつ、失礼を重ねてしまいました。

今、改めて被災地の方々に心からお見舞い申し上げ、一日も早く復旧・復興されますように、特に心の復旧・復興が進んで、希望と勇気を持って歩んで行かれますように、主からの慰め、励ましが豊かにありますようにお祈り申し上げます。

 

  本部総会の報告

 会報の20号で公告しましたように、915日に2019年度本部総会を開催しました。(13301550

  総会は27名の本部委員(本部スタッフ13名、会計監査役3名、諮問委員10名の26名を議員として行います。

 当日は委任状による出席15名を含めて26名が出席して総会は成立しました。

 主な議題は、2018年度事業報告・決算報告の承認と2019年度事業計画・予算案の承認でしたが、それぞれ異議なしで承認されました。会報に載せました「2018年度を振り返って」に記された内容の確認が一番大きな協議事項でしたが、全員で読み合わせながら共通理解を深めました。

 この総会で、3名の委員(飯島称さん、井上マヤさん、糠山小百合さん)から、諸事情により委員を辞任したいとの申し出があり、承認されました。 長い間のご尽力ありがとうございました。

 今年度は委員の改選期でしたが、上記の3名以外の者は協議の結果すべて留任し、役割分担も次の通りとなりました。

本部スタッフ

総務:菅野勝治郎(代表)、春日良則(副代表)、

野本久仁子(書記)、丸山ひろ子(会計)

菅野洋子(事務局)

会報編集校正:総務

会報発送:天野文恵、 岡田京子、 春日良則、

菅野勝治郎、 菅野洋子、 後藤啓子、 

田中マルタ、 西山由香、 野本久仁子、 丸山ひろ子、 

写真記録:丸山ひろ子

翻訳: 田中マルタ、

(翻訳ボランティア:野久尾彩子さん、 吉原千晶さん)

会計監査役:春日由禧子、 佐藤邦昭、 西山 均、

後藤啓子(兼任)

諮問委員:赤松敏子、 佐藤正彦、 西本美絵子、

ハウエル岐美子、 濱本 緑、 福吉美代子、 

藤原博子、 三辺紀子、 米丘洋子

シスター白幡和子さんは、日本に滞在された2年半、本会の「顧問」として沢山のご協力・ご指導をいただきました。願い叶って現地に復帰されましたので「顧問」という役目はお返しいただきました。

3名の委員の辞任に伴い、新たに本部スタッフや諮問委員としてご協力いただける方を募集します。興味のある方は、本部までお知らせください。

 

   コンテナによる支援物資の輸送について

会報20号で「今年もグッドリチさんご夫妻のご好意によってコンテナの空きスペースを利用させていただけます。学用品、教材教具、体育用品、楽器類など、学校教育に必要な物を中心に集めます」とお願いしました所、14~5名の方からの支援物資が届き、預かっております。

その後、グッドリチ ルミさんもシエラレオネを訪問され現地の様子をつぶさに見て来られました。その結果、現地の物不足は想像以上であり、「コンテナのスペースの心配はいらないので、学校用品以外の、衣類や雨具、靴類なども集めて送りましょう」というご提案をいただきました。ここに改めて募集します。

留意事項等をいくつか書かせていただきます。

・支援物資は、鉛筆1ダース、ノート数冊などの小口でも、本部で種別ごとにまとめて箱詰めしますので大丈夫です。全体のリストを添え「ともに歩む会からの支援物資」としてコンテナに託します。

・ダンボール箱等で送って下さる場合は、品名と数とをリストにしてください。(可能ならば英文でお願いします。)そのリストを箱の外に貼付けし、同じ物を箱に入れて下さい。

・箱で送ってくださった物も、そのままコンテナに詰め込むのではなく、一度中身を確認し、必要によっては種別ごとに詰め替えて送ることになります。

・衣類(夏物が中心。真冬物は不要。子ども服が中心。大人物でも可。新品か、新品同様の物。洗濯済みでも、シミのあるものやボタンのとれたものなどは避けてください。タオル類もとても喜ばれます。)

学用品(ノート、鉛筆、色鉛筆、クレヨン、絵具セット、レポート用紙、画用紙、色画用紙、模造紙、ラシャ紙、消しゴム、ボールペン、新品のマーカーやサインペン、鉛筆削り、物差し、三角定規、コンパスなど)

楽器類(リコーダー、スネア、中古の管楽器、など)

スポーツ用品(サッカーボール、ゴムボール、テニスボール、ラケット類、縄跳びひも、など)

靴類(運動靴、通学用の革靴、長靴など)

雨具(長傘、折りたたみ傘、レインコートなど)

食品缶詰、瓶詰めなど、賞味期限が半年以上先の物。高温でも溶けたり割れたりしない物。)

絶対に入れてはいけない物。割れ物。電池類。

シャンプー類も危険物になるそうです

陸揚げの際に相当額の税金を要求される場合があります。こちらで不要だからと何でも送るのは避けたいと思います。

・コンテナが出る日は確定していませんが、今回は、10月末日を目標に集めます。年に数回コンテナは出るそうですので、もし間に合わなくても次回に送りますので、本部てはいつでも受け付けます

 

    Sr.根岸レガシー作品の頒布について

Sr.根岸が内戦の終息するのを待ってシエラレオネに戻って目にしたのは、かつての教え子たちが内戦中の性暴力によって子どもを産み、困窮に喘いでいる姿でした。その後も生きるために性産業に関わらざるを得ない女性たちに、自立の道を開いてあげたいと願い、OLG学園の附設学校としてマリアイネス(MI)職業センターを立ち上げたのです。

1991年の創立以来25年以上になりますが、2013年にシスター根岸が帰天されてからも職業センターは発展を続け、多くの卒業生を送り出しています。

近年になり、染色科の生徒たちによる作品を「Sr.レティシア根岸レガシー」として商品化し、海外からの訪問者に買ってもらえるようになったのです。

本会では、現地を訪問した方々のご協力によってその作品を運んでいただき、皆様にもお買い求めいただきたいと考えました。今まで相当数の作品を頒布いたしましたが、それは同校の生徒に大きな自信と励ましを与えています。

この8月にも現地を訪問されたグッドリチさん、カルロス・ペンニャさんが生徒の作品をたくさん運んでくださいました。6月末にSr.エリサとSr.吉田が届けてくださった品々は、ほぼ完売状態です。

ガラ布の価格は、2ヤード(約182㎝)1200円、3ヤード(約273cm)1700円とさせていただきました。

その他に裁縫科の作品と思えるポシェット、手提げメガネケースなどが届き、生徒達の創意工夫が感じられます。まだ商品は安定しておらず、正直なところ、仕上がりにも差が見られます。布の長さもアバウトです。ですから、価格は固定せず、作品ごとに設定します。

本部としては、できれば教会やボランティグループなどでミニ頒布会など開いていただき、現物を手にとって見ていただくのが一番かと考えます。

お申込みくださった方には、個々に価格を付けてお送りします。売れ残った物は送料着払いで本部に戻してくださればいいですし、売上金は通常の振込用祇に内容を明記して送金してくださればよいと考えます。

なお、品物の選定は本部一任で注文したいという方には、1品でもお送りします。今回はガラ布以外に、ブレスレット類が沢山届いています。


 


 ④シスター根岸墓参会のお知らせ
 111日はシスター根岸の帰天日です。ともに歩む会では、恒例の墓参会を10月27日(土)京王線・府中駅北口に1330分集合で行います。初めての方も歓迎いたします。参加を希望される方は、前日まで本部に電話かメールでお知らせください。 (菅野勝治郎)