2017年12月12日火曜日

会報18号の掲載 / Sr.白幡壮行会


会報18号を掲載しました。メニューバーの「会報」をクリックし、「会報18号」をダウンロードして、ご覧になってください。

なお、ここでは、今までのすべての会報をご覧になることができます。英語とスペイン語による要約は、ここのブログでも見ることができますが、English page でまとめて見ることもできます。

 

シスター白幡は、約2年半に及ぶ療養生活を終えて、1216日(土)の夜、羽田発の飛行機でパリを経由してシエラレオネに戻られます。

ともに歩む会のスタッフ会では、9日の会報発送作業の後、ささやかですがシスター白幡の壮行会を行いました。前から折りに触れてお聞きしていたシスターの好物の手作りの料理やケーキ類、茶菓類などをメンバーが思い思いに持ち寄り、とても楽しいひと時を持つことができました。

 

会報に掲載させていただいた「Use Me」のお便りも心打たれるものですが、自由な懇談の中で、シスターから直接聞かせていただいた今の思いには、改めて、修道女としての大きさが感じられました。

特に印象に残っていることは次のようなことでした。

 
    私がシエラレオネに戻ることを一緒に喜んで下さる方もいますが、私の年齢や健康を心配して「反対」の言葉をかけてくださる方もありました。でも、私には全く迷いはないのです。私が自分で決めたことではなく、神様がお決めくださって、戻れる道筋を整えてくださったのですから、迷う余地はありません。

 健康のことも心配していません。どのようなことになっても、主が守ってくださるのですから、心配の必要はないのです。すべて神様にお任せしています。沢山の方々が祈っていてくださるのですから、とても心強いのです・・・・。

 

  晴れやかな笑顔でこのように話されました。膝の痛みに苦しんでいる時も、お腹の調子が悪くて何週間も点滴だけで過ごされた時も、「必ず治ってシエラレオネに戻るんだ」と信じて疑わないシスターの信仰の強靭さには驚いていましたが、今また、その思いを一層強くいたしております。

 

 シスター白幡の, 主への絶対的な従順、主への揺るぎない信頼を、これからの私どもの生きる指針としていきたいと思います。

 
 ふと開いた旧約聖書に次のような言葉がありました。あまりにもシスター白幡の置かれた立場、シスターの思いに通じていますので、驚きました。紹介します。

 

わたしは地の果てから、あなたを連れて来、

地のすみずみから、あなたを召して、

あなたに言った、「あなたは、わたしのしもべ、

わたしは、あなたを選んで捨てなかった」と。

恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。

驚いてはならない、わたしはあなたの神である。

わたしはあなたを強くし、あなたを助け、

わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる

              イザヤ書41章9~10節
 
 
 


 

         (菅野勝治郎)