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シスター白幡は、約2年半に及ぶ療養生活を終えて、12月16日(土)の夜、羽田発の飛行機でパリを経由してシエラレオネに戻られます。
ともに歩む会のスタッフ会では、9日の会報発送作業の後、ささやかですがシスター白幡の壮行会を行いました。前から折りに触れてお聞きしていたシスターの好物の手作りの料理やケーキ類、茶菓類などをメンバーが思い思いに持ち寄り、とても楽しいひと時を持つことができました。
会報に掲載させていただいた「Use Me」のお便りも心打たれるものですが、自由な懇談の中で、シスターから直接聞かせていただいた今の思いには、改めて、修道女としての大きさが感じられました。
特に印象に残っていることは次のようなことでした。
健康のことも心配していません。どのようなことになっても、主が守ってくださるのですから、心配の必要はないのです。すべて神様にお任せしています。沢山の方々が祈っていてくださるのですから、とても心強いのです・・・・。
晴れやかな笑顔でこのように話されました。膝の痛みに苦しんでいる時も、お腹の調子が悪くて何週間も点滴だけで過ごされた時も、「必ず治ってシエラレオネに戻るんだ」と信じて疑わないシスターの信仰の強靭さには驚いていましたが、今また、その思いを一層強くいたしております。
シスター白幡の, 主への絶対的な従順、主への揺るぎない信頼を、これからの私どもの生きる指針としていきたいと思います。
ふと開いた旧約聖書に次のような言葉がありました。あまりにもシスター白幡の置かれた立場、シスターの思いに通じていますので、驚きました。紹介します。
わたしは地の果てから、あなたを連れて来、
地のすみずみから、あなたを召して、
あなたに言った、「あなたは、わたしのしもべ、
わたしは、あなたを選んで捨てなかった」と。
恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。
驚いてはならない、わたしはあなたの神である。
わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる
イザヤ書41章9~10節