親愛なるともに歩む会の皆さま
御聖体の宣教クララ修道会 シエラレオネ地区長
シスター エリサ パディシャ
クリスマスは、貧しい人たちや苦しんでいる人たちのより近くにいることが私たちに許される恵みのひと時です。
そうです。私たちへの愛のために幼子となられた神は、馬小屋の寒さを経験なさったばかりでなく、謙遜に幼子を礼拝するために近づいたあの羊飼いの暖かさをも経験なさいました。
皆さまが貧しい人たちや、苦しむ人たちに絶えず寄り添ってくださったことを心から感謝いたします。皆さまが、多くの困難の中にあっても苦しみの試練を与えられた人々と共にいてくださったからです。
皆さまの寛大な援助、皆さまの現存(皆さまが共にいてくださること)は私たちの大きな支えとなり、さらに私たちが他の人々の苦しみを和らげるための助けとなることを可能にしてくださったのです。
皆さまは、両手を広げて私たちの愛するお方に信頼し、礼拝するために来られました。知らないで、富を分けることによって隣人への愛を経験することの助けとなってくださったことを感謝いたします。
私の姉妹たち、又すべてのシエラレオネの人々に代わって、よいクリスマスとこれから始まろうとしている新年を主が祝福してくださいますようにお祈りいたします。
そして聖母マリア様が最も小さい者をも守ってくださり、その子どもたちに母なる愛を示してくださいますようにお祈りいたします。 2015年クリスマス ルンサにて。
シスター エリサ パディシャ
(訳:Sr.白幡)
(訳:Sr.白幡)
後列右から7番目がシスターエリサ、前列左から3番目がシスター白幡
ともに歩む会の皆さま
シスター白幡和子
クリスマスと新年のお喜びをもうしあげます。
”あなたのために神が人となってお生まれになった。”
イエスさまは、この世にもたらされた神様の愛です。 その愛はイエス様から私たちへと広がり、私たちに愛し合うことの大切さを教えてくれました。 互いに愛しあうとき私たちの心は思いやりとやさしさに満ちて暖かくなります。
この一年、全世界に難民があふれ、テロが相次ぎ、シエラレオネにとっても大変な年でした。 長い内乱のあと、やっと平和な生活に戻れると思っていた矢先にエボラ出血熱がギ二アから入ってきました。 9か月もの間、すべての学校は閉鎖され、人々はひどい恐れのうちに生きていました。でもその間、皆さまの尊い支援のおかげで、特に貧しい250人の在校生たちの家庭にお米、水、調味料などの支給ができてどんなに喜ばれたか知れません。
”この最も小さな一人にしてくれたことは私にしてくれたことである。” とキリストは言われました。最も小さな人とは?弱い人たち、貧しくていつも飢えているとか、世間から疎んじられているとか、とにかく人の助けなしには生きていけない弱い人たちです。 そういう人達の中に神はいらっしゃるのです。別世界にいらして私たちの世界を見ておられるのではないのです。常に私たちの目の前の人々の中にいらっしゃるのです。助けたいと思う人の中に神がおられるのです。
ともに歩む会の皆さまは、これを、身をもって実行していらっしゃるのです。シエラレオネの人々、子どもたちに代わって心からお礼申し上げます。そして新しい年が皆さまお一人おひとりにとって、神様の慈しみに満ちた年でありますように。
何もできない私たちに代わって、全能の神様が皆さまお一人おひとりに必要な恵みを与えてくださることによって、報いてくださいますように心からお祈り申し上げます。
全世界の平和のために心を一つにしてお祈りいたしましょう。
全世界の平和のために心を一つにしてお祈りいたしましょう。