進級試験を受ける中学3年生
は、保護者が
休憩時間、消毒用のバケツが各所に設置されている。
カサバや、バナナ、さつまいもなどの野菜や果物を、かごに入れて届けに来てくれたそうです。
また、貧困家庭への食糧支援は現在まで継続してくださっていたとのことです。学校が始まったらどうされるのか、まだ、確認できていません。そういう訳で、お送りした給食支援費や、エボラ対策支援費は、この間のルンサの人々の健康保持や教育活動に大いに生かされました。
また、エボラによる不況のために、勤め先が倒産したり、大幅な減給になったりで、授業料の支払いが困難になる生徒も出て来ることが予想されるそうで、学校再開後に実態を把握して、今後の対策を考えることになると思います。エボラによる経済的な理由で退学を余儀なくされる生徒が出ないように、可能な限り支援をしたいと考えています。
無事に終えて、ほっとした表情の生徒たち
4月5日のイースターには28名の生徒がキリスト教の洗礼を受けたそうです。希望のあった84名を1年がかりで育ててきたのですが、今回は、その中でも信仰の堅い生徒28名を選んで洗礼を授けたそうです。
数日前には、「現地でも珍しい程の大雨が降り、エボラ出血熱のウイルスもすべて洗い流されたと思う」と、シスターのメールに書かれていました。
ルンサの町にも、前のような賑わいが戻りつつあるようで、学校が再開されれば、喜びも一層大きくなることでしょう。
去年の夏から約8か月間、現地ではどれほど長く辛い日々であったことかと思いますが、この間に皆様からお寄せいただいたご支援とお祈りに、心から感謝申し上げます。そして、引き続きこれからもよろしくお願いいたします。
去年の夏から約8か月間、現地ではどれほど長く辛い日々であったことかと思いますが、この間に皆様からお寄せいただいたご支援とお祈りに、心から感謝申し上げます。そして、引き続きこれからもよろしくお願いいたします。
進級試験を終えた職業センターの生徒たちと
校長のSr.ベアトリス
校長のSr.ベアトリス
シスター吉田は12日から19日まで出張で、14日の学校再開日にはルンサを留守にされます。再開した学校の様子は4月末にはお知らせできると思います。(菅野勝治郎)