2020年3月6日金曜日

Sr.白幡からの便り


 新型コロナウイルス拡大の勢いが止まりません。連日、外出は極力避けるようにとの報道が繰り返されていますが、そのような中で郵便局まで出かけて支援金を振り込んでくださる方々に心より感謝いたします。

本部では、3月末に発行する会報27号の編集を終えてほっとすると共に、早く皆様のお手元のお届けしたい気持ちでいっぱいです。どうぞご期待ください。会報では、2月末(上半期)までの、送金状況などを報告しましたが、35日には、3月分の給食支援費とMI校の教育支援費を送金することができました。

 下の文は、会報用にSr.白幡書いてくださった報告の一部ですが紙面の都合で割愛させていただいたものです。下の写真は、会報に貴重なレポートを寄せてくださった城島徹さんからいただいたものです。(菅野)
 
 
 今日(214日)はヴァレンタインの日でした。子供たちは制服ではなく自由な服装で登園しました。ほとんどの子供が赤いドレスかシャツを着てとてもかわいいでした。 先生と職員は2週間前にくじで誰が秘密の友になるかを知りそれぞれ考えてプレゼントをもちよりました。私は、子どもたちのために作った布のお人形でシスターの恰好をしたのをもらいました。ヴェールがちょっと曲がっているのと髪の毛がちょっと出ているところまでそっくりでした。それとパイナップルやパパイア、バナナなどの果物も嬉しいでした。

シスターたち同士でも数日前から秘密の友のためにお祈りを捧げたり、小さな贈り物をそっとそのシスターのお部屋の外に置いたりしています。次の日曜日、早朝のミサの後、近くの川べりへの遠足に行き、そこでその秘密の友に買ったものではなく、自分の手で作った心のこもった物をプレゼントすることになっています。私はそのシスターのためにクロスステッチの聖書のブックカヴァーとロザリオ入れを作りました。

この日はお互いの愛について黙想し反省する日でもあります。愛は忍耐深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。聖パウロの言葉ですが、これらのたった一つでも実行出来たらと思います。      Sr.白幡和子