10月26日にシスター根岸の墓参会を行いました。2013年11月1日にシスターが召されてより、この日に一番近い土曜日を墓参日として毎年守っています。この日は、前日の大雨が上がり、気持ちの良い秋晴れの日に恵まれました。
今年は体調を悪くされた方などもおられ、5名の参加でしたが、台風15号から連続で押し寄せる台風や豪雨の被災地の皆さんの大変なご苦労を思い、墓前にても天上からの応援をお祈りいたしました。
先にお届けした会報25号に、本部スタッフの西山由香さんが寄稿してくださった文章の最後に、
「悪魔は本当に強いです。ですから私たちは愛によって一つになっていかなければなりません。」
というシスター根岸の言葉が紹介されていました。
その生涯をシエラレオネの子ども達に捧げ、主を信じ、主にお仕えし通したシスター根岸でも、あの笑顔の陰で、執拗な悪魔との戦いを続けておられたことを思い、身の引き締まる思いがいたします。この文章を読まれた諮問委員さんから次のような便りをいただきました。
“西山さんの思い出の中で、シスター根岸は未だ生き生きと息づいていて、それが伝わって来ますから、すごいなあと思います。「悪魔は本当に強いです。ですから私たちは愛によって一つになっていかなければなりません」という言葉は、ともに歩む会の合言葉として、また、困難だらけの現代社会を生きていかねばならない者にとっての有力な言葉だと思いました。”
このようにして、今でもシスター根岸の励ましをいただけることを感謝したいと思います。
新年度が始まって早くも3か月が経過しようとしています。お陰様で、毎月の給食支援費は月初めに送金できています。これから、教育支援費(奨学金)や多目的支援費なども送金できるようになることを願っています。 菅野勝治郎