2017年6月10日土曜日

6月を迎えて


本年度(20169月~20178月)最後の会報になる16号の編集を終えて、校正スタッフに託しました。到着したはずのコンテナの荷物の状況とか、建築中の学生寮や学校の保安のための塀の建設の進捗状況など、シスター吉田からの情報だけが頼りの記事が間に合わないままでの見切り発車になってしまいました。

 しかし、今号も龍谷大学教授・落合雄彦先生や大学生の本杉佳子さんの現地報告なども掲載され、内容の豊富な会報になっていますので、ご期待ください。

もちろん、シスター吉田からは元気な子どもたちの様子が伝えられています。また、長年、クララ会のシエラレオネ地区長を務められたシスター・エリサ パディシャからの退任の挨拶も届きました。

 

 シスター白幡は4か月に渡る入院生活を終えて62日に修道院に戻られました。8日にお訪ねすると、丁度にシエラレオネから帰国されたばかりの石橋竣一さんもおられて、楽しい会話が弾みましたのでシスターもとてもお元気そうでした。

石橋さんは、MI職業センターの生徒たちが制作したガラ布(Sr.レティシア根岸レガシー)を大量に運んでくださいました。このガラ布の頒布についての詳細も会報でお知らせします。
 


 シエラレオネでのボランティアから帰られたばかりの石橋竣一さんと。石橋さんの髪は、MI職業センターの生徒による付け髪とのこと。

  

  この懇談の中で私の心に残った言葉が二つあります。

4か月も教会に行けず、告解(懺悔)を受けていないので、もう私の心は真っ黒になってしまいました。胸を搔きむしりたいほど酷い状況です。一日も早く教会に行けるようになりたいです。」(Sr.白幡)

「Sr.吉田の忙しさは半端でない。休む暇は全く無さそうですが、シスターは

『こうしているのが私には一番合っているの。変にゆとりができるとかえって体調がおかしくなってしまうの』と言っていました。」                     (石橋さん)

 
                 (菅野勝治郎)