いつも心からのご支援、本当にありがとうございます。会報40号では、年度末を迎えて支援金の目標達成に向けての少々厳しい状況をお知らせしましたが、それにお応えいただくように支援金をお寄せいただき、心より感謝いたしております。
現地、シエラレオネでは大きな動きがありました。 6年間、シエラレオネ地区長として共に歩んでくださったシスター アドリア ファレス ナバルテは任期満了で地区長を退任され、シスター
ジョセフィン カマラが新たな地区長に就任されました。すでにお二人からは支援者の皆様への挨拶文が届いていますので、会報の41号にて紹介させていただきます。 新しい地区長について、シスター白幡が次のような紹介文を送ってくださいました。
「彼女はシエラレオネ人で、OLGの中学校と高等学校を卒業してクララ会に入会し、ナイジェリアに行って12年間過ごし、その後メキシコでカトリックの素晴らしい学校を1番で卒業してシエラレオネに帰ってきました。OLG高等学校で生物を教えていました。その後カイラフンに行ってシスターになる人たちのお世話をし、その後ローマで開催のクララ会の総会に出てその総会でジェネラルカウンセラーの一人に選ばれました。そしてこの度、シエラレオネの地区長になりました。
とても優秀な方で、今は中高の校長もしています。彼女を助けてすべてのシスターたちが協力しますので、素晴らしいお仕事をしてくれると思います。」(下の写真は全員集合したシエラレオネのシスター方ですが、この中に、Sr.ジョセフィンがおられるかどうかは、確認できませんでした。)
北海道にお住いの川嶋康裕ドクターが、7月7日から2週間の予定でシエラレオネでの医療奉仕にでかけてくださいました。マンゲという村で数日間診療活動をされたのち、マイル91の診療所に移動されました。そこへ、シスター白幡が出向かれて私どもが川嶋先生に託した荷物を受け取られました。重量制限ぎりぎりの荷物の中にはカレールーも入っていたのでシスターが早速カレーライスを作ってくれて、皆でおいしく召し上がったそうです。シスターは6月半ば頃からマラリアのような症状で弱っておられましたが、お元気になられたようで本当によかったです。川嶋先生は毎年のようにシエラレオネに出向いてくださっていましたが、ここ数年はコロナの影響で出かけられませんでした。2018年に娘さんの
らなささんと一緒に訪問されて以来、5年ぶりのシエラレオネ訪問です。 本当に感謝!感謝!!です。無事の帰国をお祈りいたします。
(菅野勝治郎)