2021年5月9日日曜日

5月を迎えて

 緊急事態宣言が繰り返され、気持ちの休まらない毎日ですが、シエラレオネの子ども達を忘れずに祈り、支援を寄せてくださいます皆様に心より感謝いたします。最近の状況からいくつかを紹介します。

 

▽ 57日に、給食支援費7000ドルを送金しました。3月~5月の3カ月間は給食支援費だけの送金でしたが、一番大事な給食支援費を毎月遅れずに送金できたことを感謝いたします。しかし、MI校の多目的支援や医療支援などが未送金です。年度初めに計画した支援は可能な限り実現したいと願っています。

 

  アドリアナ地区長は郷里メキシコにお住いの妹さんご夫妻がコロナに罹患され、そのお見舞いを兼ねてメキシコに出張しておられましたが、無事にシエラレオネに戻られました。皆様のお祈りに感謝しますとのメールをいただきました。

 

  JICAの職員で、長年シエラレオネで農業指導をしておられた君島崇さんはコロナのために帰国を余儀なくされていましたが、53日に現地に復帰されました。渡航に際して、シスター白幡から依頼のありました品々を快く運んでくださいました。5月末には一時帰国されるそうです。

  南アフリカまで行きながら返送された荷物が427日に届きました。昨年2月に最後に送った26箱でした。前回返送された際には四角い箱が丸くなるほど変形していましたが、今回は比較的痛みは少なく、穴が開いたところはテープで補修されていました。郵送料15万円が返却されますので、状況が回復しましたら再度送り直そうと考えていましたが、5月になりグッドリチさんから思いがけず電話をいただきました。貿易事業の方が大分好転したので、コンテナによる輸送を再開したい、もし、シエラレオネに送る荷物があれば一緒に運んであげたいが・・・という申し出でした。願っても無いお話でした。

 多くの方々から寄せていただいた支援物資がこのように守られますことに主のお計らいを感じて感謝しています。

  シスター吉田は粘り強く療養生活を続け、食事療法やウォーキングに励んでおられるそうです。引き続きお祈りください。

                  (菅野勝治郎)


     勉強に励む幼稚園児