2025年11月7日金曜日

11月を迎えて

   2013111日に、シエラレオネに殉職されたシスター根岸美智子さんが天に召されました。この111日、私どもの本部スタッフの数名で府中にあるカトリック墓苑で、宣教クララ修道会のお墓に参じ、墓誌に刻まれたシスター根岸のお名前を確認しました。その時にスタッフの一人が「私はきょう初めてシスター根岸と対面した」と嬉しそうに言われました。「ともに歩む会」になってからこの活動に参加してくださった仲間です。



 上の写真はシスター白幡が送ってくださった物で、112日、ルンサの教会で日曜日のごミサのあと、シスター根岸のお墓の前に集まった村人やシスターたちが、神父さまの祈りに合わせて、シスター根岸の天にある平安をお祈りしているところだそうです。

召されてから12年が過ぎても皆から慕われ続けるシスター根岸です。

 

1114日に今年度第1回目の送金として200万円を送金します。内訳は、911月・3カ月分の給食支援費180万円と、学園祭(創立者記念日・クリスマス)を記念しての特別ランチ費用10万円とクリスマスプレゼント費用10万円です。                特別ランチ費用は、毎年T学園の教職員の皆さまが「特別ランチ費用」として、クリスマスに送ってくださる支援金を期待しての送金です。クリスマスプレゼント費用は、シスター白幡刺繍支援に寄せていただいた売上金を充てています。これらを今年度は学園祭・クリスマス前に送ることができて感謝でした。

 

1114日に、グッドリチさんご夫妻を本部に招いて、コンテナを利用しての支援物資輸送の再開について話し合います。コロナ禍やグッドリチさんの健康上の問題などのために、長らくストップしていましたが、再開できる見通しになりました。

実施要領につきましては、現地の要望も聞いて、会報51号にて発表できると思います。今しばらくお待ちください。

 

本部では会報50号の編集を急いでいます。50号では、8月にルンサを訪問された神戸女学院教授・金田知子先生が寄稿してくださったシスター白幡のインタビュー記事やOLG中学校教員マリアミー・J・コンテ先生の寄稿による「シエラレオネの歴史・その①」なども掲載されます。ご期待ください  (菅野勝治郎)