2019年10月28日月曜日

シスター根岸墓参会


 1026日にシスター根岸の墓参会を行いました。2013111日にシスターが召されてより、この日に一番近い土曜日を墓参日として毎年守っています。この日は、前日の大雨が上がり、気持ちの良い秋晴れの日に恵まれました。

 今年は体調を悪くされた方などもおられ、5名の参加でしたが、台風15号から連続で押し寄せる台風や豪雨の被災地の皆さんの大変なご苦労を思い、墓前にても天上からの応援をお祈りいたしました。

 

 先にお届けした会報25号に、本部スタッフの西山由香さんが寄稿してくださった文章の最後に、

「悪魔は本当に強いです。ですから私たちは愛によって一つになっていかなければなりません。」

というシスター根岸の言葉が紹介されていました。

 その生涯をシエラレオネの子ども達に捧げ、主を信じ、主にお仕えし通したシスター根岸でも、あの笑顔の陰で、執拗な悪魔との戦いを続けておられたことを思い、身の引き締まる思いがいたします。この文章を読まれた諮問委員さんから次のような便りをいただきました。

“西山さんの思い出の中で、シスター根岸は未だ生き生きと息づいていて、それが伝わって来ますから、すごいなあと思います。「悪魔は本当に強いです。ですから私たちは愛によって一つになっていかなければなりません」という言葉は、ともに歩む会の合言葉として、また、困難だらけの現代社会を生きていかねばならない者にとっての有力な言葉だと思いました。”

このようにして、今でもシスター根岸の励ましをいただけることを感謝したいと思います。
                   シスター根岸 墓参会にて
 

新年度が始まって早くも3か月が経過しようとしています。お陰様で、毎月の給食支援費は月初めに送金できています。これから、教育支援費(奨学金)や多目的支援費なども送金できるようになることを願っています。                      菅野勝治郎

 

2019年10月15日火曜日

台風19号お見舞い


  台風19号による被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。報道される被害の大きさに心痛め、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 シエラレオネのアドリアナ地区長とシスター白幡からも下記のようなお見舞いのメールが届きましたので紹介いたします。                                        
                           ともに歩む会代表 菅野勝治郎

日本の台風の被害のニュースに接しました。私たちは祈っています。子ども達も祈っています。復旧復興のすべてが守られますようにお祈りいたします。  
     宣教クララ修道会シエラレオネ地区長 Sr.アドリアナ

 

日本地区長のシスター鴨井から、全世界の宣教クララ会の修道院に「日本にものすごい台風が来るのでお祈りください」との連絡が入り、皆でお祈りしました。

コンピュータのニュースで少しですが、いろいろな地域の大きな川が氾濫し、どこが川なのかどこが町なのかわからない写真も見ました。自然災害は人間の力ではどうにもできませんが、被害にあわれた方たちのためにこれからも修道院をあげてお祈りを続けます。速やかに援助が届き、一日も早く元の生活にもどれますように、特にお年寄りや子供たちの健康を主が守ってくださいますようにお祈りします。 
                             シスター白幡