2024年1月1日月曜日

新年を迎えて  地震のお見舞い

 

昨年中は沢山のご支援、本当にありがとうございました。昨年末、シスター白幡から次のようなメッセージが届きました。


ともに歩む会の皆様                                             明けましておめでとうございます。                                 昨年中は大変お世話になりました。皆様のお祈りとたくさんの犠牲のおかげで、ここの子どもたちはおいしい給食を毎日いただいて元気にしています。去年はお米の値段が5倍にもはね上がったので、お家ではなかなかごはんは食べられないようで、子どもたちは給食をとても楽しみにしています。本当にありがとうございます。                          今年もどうぞよろしくお願いいたします。                皆さまの上に神様の豊かなお恵みがありますように、心からお祈りしております。               宣教クララ修道会 シスター白幡和子


▼シスター白幡がお元気で新年を迎えられたことをとても嬉しく思い、主に感謝しました。しかし、お米の値段が5倍にも跳ね上がったということは、にわかには信じ難く、「1.5倍ではありませんか?」と、確認しましたら、「お米が上がったのは、5倍です。ですから一般の人々は毎日はごはんを食べられません。実は私たちも毎日はいただいていません。」というお返事でした。インターネットのニュースでは、パレスチナ自治区ガザ中部の避難民の市場では野菜の値段が4倍にもなり、人々は悲嘆に暮れていると報じていました。今は平時のはずのシエラレオネも戦時下同様の経済的危機にあることにショックを受けました。11月の現地への送金の際には、資金が足りなくて2か月分(910月分)しか給食支援費を送れませんでした。3月の送金時には4カ月分の給食費を送金する旨伝えてありますが、皆様のご協力により、すでに4カ月分の給食支援費を送れるだけの支援費は寄せていただきました。奨学金の分も確保でき次第、できるだけ早く送金したいと考えています。

 新年早々のお願いで恐縮ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。    

                                                               菅野勝治郎


写真は、シエラレオネの子どもが描いた絵、(落合雄彦先生より)

1月3日、現地の ジョセフィーヌ カマラ地区長とSr.エスメラルダから次のメールをいただきました。

私たちは、日本の大地震発生と航空機事故のことをニュースで知り、とても心を痛めています。

亡くなられた方々に永遠の安息を与えてくださるように神様にお願いしています。

そして、今救助を求めている方々を強め、救助にあたるすべての人々を神様が守り強めてくださるようにお祈りいたします。

私たちは心を一つにして祈りを捧げます。

神さまの守りと祝福がありますように。

 Sr.ジョセフィン カマラ、Sr.エスメラルダ フランコ

▼ 本部でも、石川・富山在住の何名かの支援者の方々に安否を問い合わせてみましたが、とても恐ろしい思いをされたが、守られているとのことでした。

 余震の発生が収まりますように、救援の手が速やかに届きますように、復旧・復興が力強くなされますように切にお祈りいたします。(菅野勝治郎)