2025年11月27日木曜日

    本部では、会報50号発行の準備を急いでいますが、ご聖体の宣教クララ修道会のマザー マルタ総長から会報49号を読まれての次のようなメールが届きました。そのまま紹介します。

 

  御国が来ますように                                    

「御国が来ますように」。私たちは、主が愛を通してすべての魂と全世界を支配されますようにと祈ります。(聖体拝領の福者マリア・イネス・テレサ)                        ともに歩む会の菅野代表と、ともに歩む会の皆様へ:              宇宙の王、キリストにあって、平和と喜びがありますように! 年末は、私たちが受けた恵みを思い起こし、すべての善を与えてくださる神に感謝を捧げる機会です。これは、前回のニュースレターにも記されています。皆様が、大きな愛と寛大さをもって、必要な水を惜しみなく注ぎ続けてくださることに、心から感謝いたします。主が皆様に託してくださった「小さな井戸」が、シエラレオネの愛する兄弟姉妹にとって、これからも命の源であり続けますように。 私たちが祝う聖年は、私たち皆にとって、希望を増し、世界における神の臨在のしるしを認識し、ひいてはどこにいても希望の担い手となるための招きです。“ともに歩む会”の活動は、多くの子どもたちや若者、そしてその家族にとって、間違いなく希望の光となっています。主が彼らに情熱と力を与え続け、私たち皆を平和と友愛の道具としてくださいますように。 募金活動の推進と、この使命を支える様々な取り組みへの継続的なご尽力に深く感謝いたします。特に、アフリカ開発会議への“ともに歩む会”のメンバーの参加を促してくださったジョナサン・グッドリッチ氏とルミ夫人に感謝申し上げます。この貴重な機会が、多くの実を結ぶことを願っています。                             

主が皆様に祝福を注ぎ続けられますようお祈り申し上げま

す。亀山康子様と佐藤邦明様の永遠の安息のために、共に祈

りを捧げます。お二人は既に御国で御父の慈悲深い抱擁をお

受けになっていると信じております。

グアダルーペの聖母マリアと福者マリア・イネス・テレサが、“ともに歩む会”の一人ひとりの道を照らしてくださいますように。 愛と感謝を込めて

 

 マルタ・G・エルナンデス・M・デル・C. 

宣教クララ修道会 総長

 

2025年11月7日金曜日

11月を迎えて

   2013111日に、シエラレオネに殉職されたシスター根岸美智子さんが天に召されました。この111日、私どもの本部スタッフの数名で府中にあるカトリック墓苑で、宣教クララ修道会のお墓に参じ、墓誌に刻まれたシスター根岸のお名前を確認しました。その時にスタッフの一人が「私はきょう初めてシスター根岸と対面した」と嬉しそうに言われました。「ともに歩む会」になってからこの活動に参加してくださった仲間です。



 上の写真はシスター白幡が送ってくださった物で、112日、ルンサの教会で日曜日のごミサのあと、シスター根岸のお墓の前に集まった村人やシスターたちが、神父さまの祈りに合わせて、シスター根岸の天にある平安をお祈りしているところだそうです。

召されてから12年が過ぎても皆から慕われ続けるシスター根岸です。

 

1114日に今年度第1回目の送金として200万円を送金します。内訳は、911月・3カ月分の給食支援費180万円と、学園祭(創立者記念日・クリスマス)を記念しての特別ランチ費用10万円とクリスマスプレゼント費用10万円です。                特別ランチ費用は、毎年T学園の教職員の皆さまが「特別ランチ費用」として、クリスマスに送ってくださる支援金を期待しての送金です。クリスマスプレゼント費用は、シスター白幡刺繍支援に寄せていただいた売上金を充てています。これらを今年度は学園祭・クリスマス前に送ることができて感謝でした。

 

1114日に、グッドリチさんご夫妻を本部に招いて、コンテナを利用しての支援物資輸送の再開について話し合います。コロナ禍やグッドリチさんの健康上の問題などのために、長らくストップしていましたが、再開できる見通しになりました。

実施要領につきましては、現地の要望も聞いて、会報51号にて発表できると思います。今しばらくお待ちください。

 

本部では会報50号の編集を急いでいます。50号では、8月にルンサを訪問された神戸女学院教授・金田知子先生が寄稿してくださったシスター白幡のインタビュー記事やOLG中学校教員マリアミー・J・コンテ先生の寄稿による「シエラレオネの歴史・その①」なども掲載されます。ご期待ください  (菅野勝治郎)