2018年4月14日土曜日

シスター白幡からのお便り


 


シスター白幡からお便りをいただきました。お腹を壊したりされたそうで、ハラハラしますが、相変わらず、明るく元気なシスターです。(菅野)
 
 
    子どもと語らうシスター白幡
 
ともに歩む会の皆様
主のご復活のお喜びをもうしあげます。いつも私たちのためにご支援を続けてくださることをまず感謝いたします。こちらはまだ乾期なのに週に3回雨が降ったり、気候がいつもとはちょっと違います。
聖金曜日の2時間ぐらい町の中を歩いて十字架の道行きがありましたが、12時に始まったので、あまりに暑いし、長いこと歩くのは良くないと、長上から一人でチャペルで祈るように言われました。3時からのご受難の朗読には参加できました。ご復活の徹夜ミサは9時から始まり、12時頃終わりました。今年は5人が洗礼を受け教会の会員となりました。ミサ後シスターたち皆が食堂に集まってお祝いしました。ワインはありませんでしたが、夜中の3時頃から下痢が始まり朝まで続き、夕方までミサにもいかないで休んでいましたが、マイル91の私たちのクリニックに行って検査をするようにいわれました。
幸いマラリアでもチフスでもありませんでした。親切なドクターと看護婦さんのシスターたちがとてもよく診てくださり、2日半点滴で過ごしました。おう吐も少しずつ収まり、43日には会のシスターたち全員がルンギの修道院に集まって共に祈り、歌い、踊りゲームをしたり散歩をしたりして過ごしました。最後の日には海に行って泳げる人は泳ぎました。わたしは膝にサポーターをしていて、泳げませんでした。歌を歌ったり、刺繍をしたり、海辺を散歩して過ごしました。みんなが心を一つにして、過ごせるのは本当に大きなお恵みです。途中で以前とは変わった風景を見ました。マイル91の道からたくさんのゴムの木が植えられているのを見ました。
それからルンギから海に行く途中、 Toll Gate  が二つありました。ヨーロッパや日本のようではありませんが。乗用車は4000レオネ払わなければなりません。1ドルは今7,600レオネです。いろいろなところで中国が道を作っているので、その費用のために払うようになったそうです。
ご復活を祝って木々の緑が美しくなってきました。日本の春のように花盛りではありませんが。青い空をバックにたくさんのヤシの木が美しいです。また今はマンゴが国中のどこにいっても見られます。パイナップルもとてもおいしいです。パックに詰めてお送り出来たらよいのでが・・・。
 マンゲにメキシコから骨の専門医がいらっしゃって、二人のシスターが大統領選挙の投票に行った際連れて行ってもらい、先生に診ていただきました。先生はクララ会総長マドレマルタの甥御さんで、とても親切に診てくださいました。
ヨーロッパにも講演にいらしたり、メキシコでもいろいろな所で手術をなさったり、とてもお忙しくしていられます。
手術後の人工の骨は20年持つと言われましたが、一日に7000歩以上歩くと、その年数はどんどん少なくなると驚かされました。週に一回お祈りの集まりに行くのですが、時に片道30分かかります。それは特別に許してくださいましたが、毎日万歩計を持ち歩いて7000歩を越えないようにと注意されました。
 
年を取って自分でもケアしないと、アフリカにいられなくなる危険性を感じるようになりました。でもちょっとお腹を壊したぐらいで動じる私ではありません。先日のお告げの祝日には毎年のようにマリア様に2000回のアヴェマリアを唱えました。今回は「アフリカから出ませんように」と祈りました。
私はアフリカが大好きです。
皆さま、これからもお祈りで支えてくださるようにお願いいたします。
長くなってしまいました。皆さまのご健康をお祈りいたします。
            シスター白幡
 
 
        村の小学校にて(写真は藤田章子さんより)