2016年12月31日土曜日

2017年 明けましておめでとうございます

                               
 明けましておめでとうございます
 シエラレオネのシスター吉田と、日本で病気療養中のシスター白幡から、下記のような便りが届きました。
 1月4日には、1月分の給食支援費とMI職業センターの教育支援・奨学金を送金します。これが可能になりましたのも、皆さまからの篤いご支援のお蔭です。本当にありがとうございます。
 今年も、シエラレオネの子ども達とともに、シスター方とともに、そして支援者の皆さま方とともに、一歩一歩弛まず歩んで参りたいと思います。よろしくお願いいたします。                                         (菅野勝治郎)


 
  
 
 
     マリアイネス職業センターの生徒たち
       

      御聖体の宣教クララ会
       シエラレオネ
                    2016年12月27日
 ともに歩む会の皆さんへ
 今年ももう一年が終わろうとしています。希望と不安の入り混じった年でしたが、最終的に9月から、通常の新学期を始めることが出来ました。
 教材を揃えたり、授業を始めたりすることは、それほど難しいことではありませんでした。何がより努力を要したかといえば、それは、生活を再構築することでした。多くの生徒は、夜ひとりになった時、エボラの霊が近くに存在するように感じていましたが、悪夢は終わり、新たな希望を持って困難に立ち向かう者に生命は宿ると言う確信を、学校生活を通して、発見しています。
 今年は、グアダルッペの聖母の慈しみのまなざしを思い出しながら、ルンサの通りを荘厳に行進しました。行進の後には、牛2頭分のお肉入りのおいしい食事を頂きました。皆さんの、私たちへの御配慮、心から感謝いたします。

 大きいお兄さんが小さい弟の手を取って歩くように、私たちと共に歩んでくださる皆さんの優しさに対し、神に感謝しています。
 新しい年、皆さんにとりまして、祝福に満ちた年となりますよう、お祈りしております。皆さんの利己心のない寛大な御支援に、神様が豊かにお報いくださいます様に。皆さんの御支援を通して、神様のみ摂理を体験しておりますし、皆さんからの御配慮に、心から感謝しております。
 来年は、3年ぶりの運動会も予定されています。この大会は、私たちの学校だけでなく、町中に活気をもたらします。子供たちが、緑、赤、青、そして黄色のシャツを着て、仲間の応援をしたり、自分も競技に参加したりして、ほんのささやかな演技であっても喜びをもたらす感激を体験するのです。
 給食支援や教育支援などの恩恵を受けているシエラレオネの人々にかわり、さらに、私たちの活動を支えてくださるすべての御支援に対し、感謝のうちに、2017年、皆さんのご多幸をお祈りいたします。
 皆さんが分かち合ってくださったすべての善意に対し、皆さんの人生に神様の慈しみが豊かに注がれますように。
     御聖体の宣教クララ会シエラレオネ地区 
                                             地区長シスターエリサと、全共同体のシスター一同より


明けましておめでとうございます。  Sr.白幡和子

 昨年は、シスター吉田の帰国にあわせて桜新町の修道院でスタッフの皆さまや、多くの支援者の方々にお目にかかれて楽しいひと時を過ごすことができて大変うれしいでした。とくに若い堀井翼さん、染谷みなみさんたちの出席は、未来に向けて大いなる希望を持たせてくれました。
 日本に帰って来て早くも1年半がたってしまいました。一日もシエラレオネのことを思わない日はありません。
 今までに起こったすべてのこと、すべての方々に”ありがとう” そしてこれから起こることに対して”はい”と従順したいと思います。
 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。皆さまとご家族の上に神様の豊かな祝福がありますようにお祈りしています。                       


 2列目右端、立っている人がマザー マルタ総長。 2列目、座っている人の右から3番目がシスターエリサ地区長。 最後列、一段高い人がシスター吉田。