2025年10月1日水曜日

10月を迎えて

 

会報49号をお届けしました。今号は、年度末ですので、2025年度の決算報告や代表からの「2025年度を振り返って」などが挿入文書として綴じ込まれています。913日開催の総会で承認されてからの掲載になりますので、例年このような扱いになります。

文字数の多い会報になりましたが、これらの内容はご理解いただけたでしょうか? 


会報の1ページの写真は、幼稚園の卒園式での1場面で、上の写真は小学校の卒業式のものです。これらの写真を目にした私は、幼稚園や小学校の卒業式でここまでしてガウンを着せたり、角帽をかぶらせたりする必要はあるの? 日々の食事にも事欠くことの多い子ども達に無駄な出費を強いることにどんな意味があるの?と、戸惑いに近い思いを抱き、それを率直にジョセフィン地区長に問いかけてみました。すると、地区長からは次のようなメールが届きました。

「・・・・卒業式の写真について、何の説明も添えずに会報用としてお送りしてしまい、失礼しました。長年にわたって、尊厳ある生活や教育に触れる機会がほとんどないシエラレオネの一般市民の人生を変えるべく尽力してきたシスター方の働きに感謝の気持ちを表したいと考え、これらの写真を共有しました。子ども達が着ている衣装は学校が提供しており、式典の後に学校に返却されます。・・・」             

 

総会の様子を知らせた短報を見たシスター白幡から次のメールをいただきました。

「短報をありがとうございました。スタッフの皆さまのお顔を見られて嬉しいでしたが、佐藤邦昭さんのお顔がないのは寂しいでした、今年は玉川白百合幼稚園が35周年をお祝い致します。幼稚園では10月にするつもりですが。その間いろいろことがありました。戦争や病気もありましたが、こうしてまた元気で35周年を迎えられたことを皆様のお祈りと犠牲のおかげと感謝いたします。いろいろなことがありましたがその思いがカトリックの俳句に載せられているのでいくつか紹介します。

  ☆恵はねいいことばかりじゃないけれど       

    ☆宣教はことばじゃないよ しるしだよ

  ☆みことばはいつか何処かで実をむすぶ     

    ☆使えないやつでも使う主のみわざ

  ☆人のため削ってこその このいのち       

    ☆見上げれば空の広さに主がみえる

私が特に好きなのは,  ☆使えないやつでも使う主のみわざ と 

☆人のため削ってこそのこのいのちです。

どうぞこれからもよろしくお願い致します 919日 シスターしらは